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2005年 12月 07日
なぜかお腹が痛くって痛くって、どーしようもないくらいに我慢が出来なくなって、ぼくちゃんに病院へ連れて行ってもらった。
ハーレム内の病院といえば、135丁目とレノックス・アベニューの角に建っている『ハーレム・ホスピタル』が有名だけど、ここはヤブでも有名。 「いい、何があっても絶対ハーレム・ホスピタルだけには行っちゃだめよ」と、上の階に40年近くも住んでいるGおばあちゃんが言うくらいなお墨つき! (ちなみにぼくちゃんはその病院で生まれているけれどさ) うーん、うーん。 市がやっている病院はどこにあるんじゃあああああ。 と思ったら、97丁目と2番街にありました。 スパニッシュ・ハーレムです。 場所が場所とはいえ、まだ135丁目よりかはましです。 * ERに入って検査を受けている間、ぼくちゃんはロビーへ。 「おおごとな緊急患者が入ってきたから、ちょっといつもよりも時間がかかるわよ、ごめんなさいね」と採血しているお姉さん。 ほほう、生死をさまようようなおおごとな事故なのかなあ。 なんてぼんやり狭い部屋で考えていたら、母親らしき人の泣き声が廊下から聞こえてきた。 その泣きかたは、大声をあげるとかっていうんじゃない。 身体全体を絞り、声を出して、泣いている。 泣き崩れるわけでもなく、ただ、まっすぐに声を絞りだしている。 スペイン語で何か言っていて、先生が「他の家族を呼べ」と言っていた。 * 「16歳の子どもが撃たれたんだよ」 と、ベッドに寝かしたあたしを検査室まで連れて行ってくれる間、その看護士は言った。「死んだよ」とも。 「身体が大きくってね、とても10代には見えなかったけれど。何かが間違っているよ」 検査が無事終わってぼくちゃんが待っているロビーへ行く途中、カーテンで仕切られた床には拭ききられていない血の跡が。 * 「大きな男が、きっと友だちだろう、担いできてさ。撃たれた彼はおろされた瞬間、口から血を吐き出して。胸は血で真っ赤だったな。どこを撃たれたのかはちょっと覚えていないけれど」 彼、死んだみたいだよと、あたしがぼくちゃんに伝えると、あの出血量じゃ仕方ないかもなとつぶやいた。 不謹慎だろうけれど、あたしは看護士に訊いてみた。 どのくらいの頻度でそういった(つまり、ガン・ショットを受けた)人たちが運ばれてくるのかを。 「“うーん、そうだなあ、多いときは多いね”って言われたの? 結構頻繁なんじゃないのかな。 「今まで彼みたいな人、たくさん見てきたよ。どこでって? 病院でもストリートでもさ。 「アキツにとったら映画みたいって思うかもしれないけれど、これが現実なんだよ。わかるかい? ハーレムに住むっていうことは、そういうことなんだ」 * ハーレムは確実に変わっていっている。 きれいな建物が増え、道路は整備されてきている。 80年代や90年代に来たことのあるお客さんは「ハーレムを歩けるなんて夢のようだ」と言うくらい、当時は車から降りることすら許されなかった。 今ではあたしたちのようなアジア人も住み始め、そして白人の人たちも住み始めている。確実に増え始めてきている。 映画館はきれいだし(昔の映画館はディーラーたちの巣窟だったそうだ)、なんてったってスタバがあるくらい! でもその反面、頑なに変わらないこと、変わっていかないこともあるってことだね。 そういうことだよね? ぼくちゃん。 *えー、腹痛はたいしたこと無かったです。ただ冷えたようで……読んで心配された方、ご安心くだされ〜。 人気blogランキングへ クリック、ありがとうでつ。
by liberula
| 2005-12-07 06:57
| ハーレムってところ
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