ハーレム通信
2006-03-08T01:29:46+09:00
liberula
NYの黒人の街、ハーレムからお届けにあがりましてよ。ハーレム生まれ育ちのぼくちゃん(旦那)と二人暮らし。
Excite Blog
お引っ越し
http://harlem.exblog.jp/3623036/
2006-03-07T13:46:11+09:00
2006-03-08T01:29:46+09:00
2006-03-07T13:46:11+09:00
liberula
日記
エキサイトさんは使いやすくて不満がまったくないとはいえないけれど、でもラクチン。
じゃあ、なぜ?!
というのはカスタマイズがねー。もうちょっとうんちゃらできるのがよろしい。
とはいえ、新しいやつは使い勝手がわから〜ん。
絵も貼り付けられるのかどうなのか……。
悪銭苦闘中です。
とりあえずコツコツいきますのでよろしくでつ。
ということで、リンクしてくださっている方々。
お手数ですがアドレスの変更、お願いいたします。
あたしもしなくっちゃ!
ブログ名は同じく『ハーレム通信』です。
PS;
実はこの記事、一回あげました(3時間ほど?)。
画面は変わっていないのですがURLアドレスが変わっています、すいません。
お手数ですが、ご確認ください。]]>
マンホールにご注意?
http://harlem.exblog.jp/3609211/
2006-03-04T14:52:41+09:00
2006-03-04T14:53:42+09:00
2006-03-04T14:52:41+09:00
liberula
ハーレムってところ
ほぼ毎日といっていいくらいにサイレンが鳴り響いている。
「ねえねえ、なんだかざわついてない? ここ最近さ」とぼくちゃんに言っても「そう?」とそっけない。「別に普通だろ?」とも。
普通じゃないよ、ぜったい増えているよ、今年に入ってからさー!
パトカーに消防車、すんごいみているよー(ついでに救急車もね!)。
そうか、荒れている80年代をクリアしてきたぼくちゃんとしてみれば、ある意味サイレンが鳴り響いているのは「日常」だったから、今更って感じなのか。それもなんだかすごい話だ。
そんな騒がしい中、雪だった昨日、junnちゃんとだらだらハーレムを歩いていたら、またしても人だかりが……!
なんか車が止まっている。
暗くてよくわからないけれど、どうやらパトカーでも救急車でも消防車でもなさそうだ。
よく見たら、テレビ局のレポーターがいるぞ。
何かあったのかな?
ちょっと訊いてみましょう。
「何があったの?」
「ここでね、感電した人がいるんだよ」と白人レポーター。
「え? それで感電した人はどうなったの?」と、ナイスなつっこみ(?)のjunnちゃん。
「それを探しているところなんだよ」
「ハーレム・ホスピタルへ聞きにいったらいいよ」と思わぬ合唱になってしまったあたしたち。まあ、あたしらに言われなくとも行っているでしょうがね。
しかし、雪の日に感電?
って、どうやって?
マンホールの上に漏電されちゃうのかな、こういった日は。
いやー、皆さん、雪、および雨の日にはマンホールの上、歩かないようにしましょうね!
たまたまカメラを持っていたので反対側からぱちり。
どうやら9歳の子が被害にあったようです。
詳しくはコチラのニュース(英語)をどうぞ。]]>
海外生活の仕方、アキツ流。
http://harlem.exblog.jp/3600230/
2006-03-02T13:15:31+09:00
2006-03-02T13:15:29+09:00
2006-03-02T13:15:29+09:00
liberula
ハーレムってところ
「ハーレムってどう?」「治安のお話。」と、ちょっと外国に来るにあったての、日本人の人たちのお話を書きました。
でもさー、そんなこと言われたって、じゃあ、どうしろっていうのよ。
なあに? 海外旅行へ行ったら現実忘れてはじけちゃいけないっての?
ねえ、そうだよね。せっかくなんだから楽しまなくっちゃねえ。
ただ、はじけ方にせよ楽しみ方にせよ、節度を持ってというのでしょうか、やっていただきたいな、ということです。
具体的にはどうなのよ?
そうですな。参考になるかわからないけれど、それでは簡単に、ワタシが海外旅行に行く際(行った際)にやっていた行動をお知らせしましょう。
とはいえ、これはあくまでも一例であるし、誰でも当てはまるわけでもないし、同じような行動をとったからと行って、被害に遭わないというわけではありません。ましてやあたし、バックパッカーでしたので、いわゆるツアー旅行というのはやったことがないのです。
ハーレムに住むにあたって警戒していることって何だろう。
やっぱり危ないと言われている地域には近づかないということだろう。
とはいえ、元は旅好き散歩好き。いろいろとルート開発が好きなあたし。ちょっと「危ない雰囲気」のところにも足を踏み入れたくなる。
実際踏み入れて「うーん、やばいな」と思ったら引き返すし、「もうちょっと居たら身体がなじむかな」というときは結構ふらふらする。(しかしふらふら率95%)。その差は自分の第六感を頼るというのかなんというのか。野生児ですな(笑)。
他人から見たら危なっかしくってはらはらするでしょうね(よく注意されているし)。
あたしが初めていった土地でも常に考えていることは地元民と同化するというのがあります。テーマと言ってもいいかもしれない。
もちろん「同化する」というのは、肌を黒くするということではありません。自分をその土地に身体がなじむように時間をつくる、ということです。なので一番最初に探すのが、地元民しかいないような地元民御用達食堂。そこで食事をするのがとても楽しみでしたね。一種の儀式みたなものでしょうか。
そこでなんとなく「その街の雰囲気」を観察するのです。
もちろんさりげなく警戒していることを相手に悟らせつつ、しかし笑顔で対応。
ゴルゴ13のように感覚を研ぎ澄ましてください(笑)。
それから地元民と同じ格好をする。
とはいえ、あたしはB系ファッションは好きじゃない。じゃあ、どんな格好よ!
なんというのか、ジミーな格好ですよ。派手じゃない。化粧もしていないし(笑)。
いくらB系な格好していても日本から来た子はやっぱり洗練されているというのか違うんですよね。
なのでたまーにヴィレッジな格好をすると気が引き締まります(笑)。お尻の穴をきゅっと絞めます。そういえば日本からやってきた友だちに頼んでユニクロの真っ白なダウンコートを買ってきてもらったけれど、これ着るときもお尻の穴、絞めます(笑)。つまり、ラインがこっちのものと微妙に違うから「よそ者感」が出てしまうんですよね。
ああ、なじまない。
いくら125丁目でブラックのおねーさんがブランドもの(グッチ、シャネル、ヴィトン、コーチなどなど)を持っていたりコートを着ていたりしても、あたしはジミーで攻めます。
目立たないようにするってことですな。
あとは近所のおじさん(おにーさん)、デリのおっさんなんかと仲良くする。
ま、これは住んでない人には難しい話ですね。
えー、好きな格好できないんだったら住みたくないわ。
そんな思いをしてまでイヤよ。バカみたい。
というのであれば、もっと安全なところに住んでください。
でも、安全な街に住んでいても、お隣の貧しい地域から出稼ぎ(?)泥棒がやってくるのでご注意(友だち二人が被害に遭っている)。
ちなみに被害に遭うのは「その人」にスキがあるからだ、とあたしはいつも思っている。そして「ハーレム」だから、じゃなくって、多分他のところでも被害にあっているんじゃないのかなとも思ったり。
ちなみにあたしはどちらかというと、日本で財布をすられた経験が多い。定期もよく無くしたし、家の鍵も忘れたり。
ニューヨークよりもスリが多いヨーロッパでも被害にあったことないし、危ないとさんざん言われていた中南米の旅でも自分がリュックに入れ忘れたりしたノート以外、無傷だった。
怖い目にあったこともないし。
なんでだろうね〜。
緊張感が足りなかったのかな、日本に住んでいたときは(笑)。]]>
治安のお話。
http://harlem.exblog.jp/3591256/
2006-02-28T13:49:58+09:00
2006-02-28T13:49:58+09:00
2006-02-28T13:49:58+09:00
liberula
ハーレムってところ
というのも、シドニー在住の脳天気さんの記事の中に、フラットメイト(ルームメイト)に入る人のコメントに「むむむっ!」と思ったからです。
治安がよく、今まで何事もなかったけれど、今後はどうなるのだろうか? 今後の事が知りたい。もし、自分の身に何かあったらどうしてくれるのだ?
かなり暴力的ですが要約するとこんなことでしょうか。
あたしもツアーをやっていて「ゲットーにはいかないのですか?」とよく聞かれます。もしくはゲットーに行きたい。でも一人じゃイヤだから同行してくれみたいなことも。
もちろんお答えは
NO
です。
行きません。
というより、イヤです。
もし、そういった「治安がよろしくないところ」をコースにしてしまった場合、お客さんはその日限りだからいいだろうけれど、あたしは毎回毎回、自転車に乗って8人前後の日本人を連れていくのですよ。
治安がよろしくないところ、というのは、どちらかというと「かりかりしている」人たちが集まっているわけですよね。
日本に住んでいたらわからないから仕方がないと思うけれど、意味もなく人を恨んでいる人もいるのです。自分が裕福でないから、旅行者などを見ると逆恨み的に想像もつかないような行動をしてくる場合もないとはいえません。
えー、でも黒人ってみんなにこにこしてそうじゃない? ヒップホップをやっている若者を除いてはさー。
って、人それぞれだからねえ。
4人いるうちの一人がにこにこしていてもあとの3人が「オレたちゃみせもんじゃねえんだ」と思っている確率も非常に高いわけですよ。ひりひり、しています。
何も火に油を注ぐ行動はしたくないのです。
それって当たり前でしょ?
どうしても行きたいのなら、自分一人で行きなさいと伝えると「いいです」と断る。
多分心理的に「一人では怖いけれど、ハーレム在住のアキツさんとなら平気だろう」という、実に不思議な考えがうごめいていると思われるんですよね。
でも冷静に考えていただきたい。
確かにあたしは旅行者の方たちよりかは英語が話せるだろうし、ある意味ブラックイングリッシュもわかります。でもね、あたしゃ女なんですよ。何かあったときと思われているかもしれないけれど、なーんの助けにもなりません。
殺されるときは一緒なんです。
警察でもスーパーウーマンでもスパイダーマンでもないんです。
ただの日本人女性なんですよー。
どうにかできるわけないじゃないですか。
どおおおおおおしても行きたい、という人には、マイク・タイソンが生まれ育ったブルックリンの場所を教えています(マイク・タイソン、と言った時点で結構ですと断られていますが)。
友だちの招待でゴスペルを聞きに行ったのですが……すごかったです。
個人的には街の雰囲気とか独特で好きなのですが(できるモノなら街をスケッチしたいが)、途中で地下鉄が地上にあがった時点で「やばい」雰囲気満載。目的地の駅に着く前に引き返したくなると思います。
とても同じニューヨークとは思えません。映画で見た80年代そのままという感じです。
肝試し的に行きたい人が出てきて、何もなかったぜーと武勇伝のように語りたい人がいるかもしれないけれど、それはラッキーだったと、本当に神様に感謝したほうがいいと思う。
ゲットーに行きたいなんて。
こたつに入ってみかんをほおばりながらビデオを見ているのとはまったく訳が違うことを気づいて欲しい
自分で自分の身を守れるようになったら一人でこっそり行ってくだされ。
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ハーレムってところは……
http://harlem.exblog.jp/3586588/
2006-02-27T14:02:23+09:00
2006-02-27T14:02:23+09:00
2006-02-27T14:02:23+09:00
liberula
ハーレムってところ
前回かいた「ハーレムってどう?」の後に、もうちょっと治安について書こうと思っていたので、ナイスです(笑)。
確かにハーレムは危ない。銃声も聞こえてくるし。
と書いていて、実はあたしはずううううううっと「聞いたことないよ」と言っていた。
だって考えてもみてくださいよ。
人生の中で、というか日本に住んでいて銃声なんて聞いたことあります? せいぜい映画やテレビのドラマの中だけであって、実際聴く機会なんてほとんど、皆無に等しいと思うわけですな。そんな中で育ってきてパン! という乾いた音が聞こえてきたら「爆竹?」と思うのはある意味「普通」だと思うんですよ。
何言ってんのよ、ここはニューヨーク、ハーレム。違法で銃持っているやつがたくさんいるのよ、爆竹なわけないじゃないと言われても、ねえ。わからんがな。
同じくハーレムに住んでいる友だちで、ものすごい銃声が通りから聞こえてきたののに友だちに「爆竹だよ」と言っていたら、警察がやってきて「何かヘンな声を聴かなかったか」と訊かれたそうです。
うーん、いかに平和ぼけしているかを物語っていますね(自分を含め)。
あたしが「あ、銃声だ」とわかったのは、実はブラジルにいたとき。
爆竹よりも乾いた音だった。
だたの一回限り。
荒れていた80年代と違って今のハーレムは、毎日ドンパチがあるわけじゃないし、あたし的には危険と言われている地域に行かない限り、そしてよほどヘンな行動を取らない限り大丈夫じゃないかと思っている。
3年ほど前に、日本人ルームメイトと三人で住んでいたことがある。
その時は夏で、三人目の彼がちょうど日本からやってきたばかりだった。
部屋が安いから、という理由であたしたちのルームメイトになった。
ある日彼が「なんか下のデリに行ったらぼくのことじろじろ見るんですよ、ちょっといやだなあ」と言ってきたことがある。よく話を聞いたら、小さなボウルいっぱいに貯めた小銭をそのままの状態でデリに持って行ったらしい。
さあ、冷静に考えてくださいよ。
日本のコンビニに、ボウルいっぱいに貯まっている小銭をボウルごと持って行って買い物したら、誰だって不思議に思って見ると思いません?
ましてやここいらの人たちは他人に対して非常に好奇心が強いです(ある意味自衛の意味も含めて他人を観察しているとも言えるが)。
ミッドタウンにある語学学校に行っていたけれど、雰囲気の違い、わからなかったのかなあ。わからなかったんだろうな、だから「冬が来たら、グッチの15万円したコートを着たい」とか、ぬけぬけ言えちゃうんだろうな。
そんなコートを着たかったらアッパーに住め!
ヴィレッジに住め!
そのコートを着ても「浮かない」地域に行ってくれ!
その話を聞いたとき、もう一人のルームメイトと自分の部屋の鍵を強化する話を真剣にした。
彼が個人的に襲われるとか、後をつけられてのちに部屋に入られても自分たちの部屋だけは被害に遭いたくないから。
ひどいと思う?
でも、自分の身を守るのは当たり前じゃない?
どうして注意しなかったんですかって?
いやー、さんざんしましたよ、でも聞いてくれませんでした。
それと前後してハーレムに住んでいる日本人男子のアパートに泥棒が入った話があった。彼はDJで毎日レコードを持ち歩いていたし、格好もヒップホップだったとはいえ、微妙に高いものを着ていたのか、目をつけられていたようだ。
日本人=お金持っている
という公式はすっかりできあがっている。
*
観光で来ているお客さんとかみていても、はじけ具合がすごい人たちが多い。
いや、わかりまっせ。なんてたって現実逃避ですもの。はじけなくっちゃ。アドレナリン出しまくらなくっちゃ。
あたしだって最初の旅行は端から見たら「おいおいおいお〜、落ち着け!」な状態だったでしょう。
でも、あたしがとっても大きな声でいいたいのが
ここは日本じゃありませんよー!
ということだ。
日本語で書かれた地図(ほら、5番街とか33丁目とか、かたかたで書かれているよね、ティファニーってさ)を日本人以外の人に見せて「あのガイジン、理解してくれなかった」と怒るのは違うだろー(実話)。
日本と違うことを感じるのはとても大切。
あたしだってぼくちゃんや近所の人たちをみて「どうしてここいらの人たちは……。理解できん!」と毎日のように思っているわけだし。
難しいと思うけれど、もうちょっと落ち着いて欲しいな(笑)。
深呼吸をたくさんして欲しいです。
そしてね、日本には「旅の恥は掻き捨て」という言葉がありますが、これって非常に迷惑な事です。在住者にしてみると、こーんなにムカツクお言葉はございません。
肝に銘じてくださいよっ!
と、なんだか前半と後半でまったく違う話になってしまった。
いかんのう〜。
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ハワード、お前もか!
http://harlem.exblog.jp/3577430/
2006-02-25T12:38:37+09:00
2006-02-25T13:13:28+09:00
2006-02-25T12:38:37+09:00
liberula
日記
なんだかすっかりブレイクしているテレンス・ハワードくん。
いろんなアワードに出ています。
ゴールデン・グローブ賞の時の衣装が、某ゲイ3人ファッション・ディレクター(というのか?)から「すてきな着こなしよね〜」とほめられていました(笑)。
ハーレムだけで出回っている(?)季刊誌UPTOWNという雑誌の表紙です、今回。きゃー(インタビュー付き)。
といっても、あたしは一年前まで「誰、それ?」状態だったので、まあにわかファンというのか、ぼくちゃんに似ているからちょっと注意して見ているだけともいえるんですがね(笑)。
なんとハワードくん、14年連れ添った奥さんと別れたそうです。英語でsplitと書いてあったので、決して『divoce(離婚)』したわけではないと。でもブラッド・ピットとジェニファー・アニンストンの時もSPLITと書かれていたしね〜、時間の問題でしょう。
しかしアレですな。
やはり有名になってしまうと無名の、それも長年連れ添ってきた奥さんとはさよならしてしまうのは、アメリカも日本同様に一緒なんですかな。ちょっと寂しいですよねえ。
勝手なイメージだけど、ハワードくんは奥さん一筋で行って欲しかった。
そうえばゴールデン・グローブ賞の授賞式で、確か彼、マライア・キャリーと一緒だったのかな。それを見たぼくちゃんは「この二人、ぜったいつきあっているな」と言っていて、何をふざけたことをと思ったけれど、奥さんと別れた後だったらありえたかもしれないね。
なんでもマーク・アンソニーの元奥さんともデイティングしていたそうだし。
このギョーカイってBROTHER and SISTERしかいないんじゃないの?
きー、汚れています!
って、今更何をって感じですが(笑)。
しかしどうしてこういったことが起きてしまうんだろう?
「お前なんかじゃ、ジミー過ぎて一緒に外も歩けねえよ」
「オレにはもっとゴージャスな相手がいいんだ」
目指せランクアップ?
「うひー、お前、オレの知らないうちにこんなに金使って!」
「うるさいわね、今までさんざん我慢してきたんだから、これくらいいいでしょっ!」
いきなり浪費家?
お金持つと性格変わるからね。
うーむ……。
とまあ『やじうまワイドショー』でした。]]>
Shani, Shine
http://harlem.exblog.jp/3568781/
2006-02-23T14:21:10+09:00
2006-02-23T14:25:01+09:00
2006-02-23T14:21:10+09:00
liberula
スポーツ
いやあああああああああ、シャニー・デイヴィスくん、見事金メダル(1000m)と銀メダル(1500m)獲得しましたよっ!
1500も行けるか?! と思ったけれど、最後にちょっと疲れてしまったようですね。
彼が金メダルを獲ったということは、デンゼル・ワシントンがアカデミー賞で主演男優賞を獲ったこと以上に意義のあることだと思う。
というより彼自身が「これはタダの金メダルじゃない、もっとそれ以上の意味があるんだ」と言っていたし。
彼はシカゴ生まれで、お母さんに育てられた(どうやらお父さんはいらっさらないようです)。
彼が生まれた頃といえば、ヒップホップが普通に流れ、マイケル・ジョーダンが活躍していたから、男子なら「将来はラッパーかマイケルのようなNBA選手になる」と思うのは当たり前のこと。
2歳の頃からローラースケートを始め、6歳でアイスに転向した彼はそうは思わず、アメリカの伝説的スピードスケーター『ボニー・ブレア』さんのようになりたいと思ったそうだ。
「おまえ、ヘンだよ、なんでそんなホワイト(白人)がいいんだ」と仲間内から言われていたとか。
*
えー、実はぼくちゃんはメグ・ライアンのファンなんです。
『恋人たちの予感』が好きで何度も見ています。
って、多くのアメリカ人、主に白人の人たちは『恋人たちの予感』は好きなんだけれど、黒人である彼がその映画のみならず、メグ・ライアンが好き、というのはちょっと「ヘン」らしい。
幼い頃、友だちから「ホワイティー(白人っぽい)」と言われていたそうな。
どうもブラックコミュニティーの子どもたちは「白人」に関わっている子どもを見つけると「おかしい!」と言って相手を拒否するような感じになるみたいなんですな。
まあでも、日本でも同じか。
自分たちと違った行動とっていると「あいつは頭がヘンだ」というもんね。
*
さて、シャニー・デイヴィスくんの話に戻すと、今回のオリンピックでひとつやっかいな問題が出てきたのでした。
5000mで金メダルを獲った、同国のチャド選手が彼を批判したからだ。
というのはこのチャド選手、2年ほど前までインランスケートをやっていて、もはや敵なし状態になり、アイスに転向したという人。今回のオリンピック出場5種目金メダル獲得宣言をしていたらしいんですな。
1000m、1500m、5000m、10000m。
あら、一個足りないじゃない。
実は今年から新たに出てきた「リレー」にも参加しています。
で、この「リレー」にシャニーくんが出ないから「やつあ愛国心ってものをもっとらん。なんてわがままなんだ」と言ったのだ。
それに対してシャニーくんは黙りを決め込んで、最初からの目標である1000mだけに焦点を合わせてきたわけです。で、見事金メダル獲得。チャド選手は5位。でもって競技が終わったあとに彼らは握手すらしなかったようで、ちょいとシャニー・デイヴィスくんはむっとした、と言われている。
そのことを知ってか、レース終了後の勝利者インタビューでも笑顔見せなかったシャニーくん。最後の最後にアナウンサーから「怒っているの? うれしくないの?」と突っ込まれていた。
翌日のNYTimesには「ヒデキ・マツイがワールドシリーズで優勝したいから、そこに焦点を当てているからWCB日本代表で戦わないのと同じだ」とある意味好意的な記事が書かれていた。
*
さて、長くなったけれど、彼が獲った金メダルが金メダル以上の価値があるというのは「どんなスポーツでも、やるのに肌の色は関係ない」ということを伝えられること。勇気を与えられるということ。
いくらワールドカップで世界記録を破っても大きく報道されないけれど、オリンピックは別だからね。
バスケットやラッパーのように決して派手ではない。
毎日コツコツトレーニングして、いわば時間との戦い。
コツコツなんてかっこわりーよ。
そんなことやったって意味ねーよ。
でも、ほら、ここに金メダルがあるでしょ。
がんばったら、ちゃんとご褒美がもらえるんだよ。
*
でもなー、いったいどれだけの黒人が彼のレースを見たんだろう。
ぼくちゃんに翌日の新聞見せても、アイスダンスで落下したペアのほうを気にしていたし。
とりあえず、シカゴでは有名人になったかな。
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エゴン・シーレ展
http://harlem.exblog.jp/3568514/
2006-02-23T13:03:14+09:00
2006-02-23T13:03:15+09:00
2006-02-23T13:03:15+09:00
liberula
ゲイジュツ関係
ウィーンの19世紀末作家、エゴン・シーレの展覧会に行ってきた。
最終日が20日月曜日。
行ったのが19日の午後2時半。
場所はメトロポリタン美術館とグッケンハイム美術館の間あたり(5番街と86丁目)にあるNEUE GALARIEでやっていました(ドイツ語なので、カタカナに訳せません)。
あたしゃちょっとなめていました。
だって19世紀末ウィーン美術と言えば『グスタフ・クリムト』が日本では有名で有名で、シーレは派手な色使いをしているわけではないし、なんか裸が多くってエロいとか、そんなに評判がよい感じではなかった(ように思える)。実際むかーし池袋西武のセゾン美術館で行われていた19世紀末ウィーン展でもシーレの絵の前、だあれもいなかったもん。
そんなもんだろうと思って行ったら……あなた、
行列、でしたよ。
すいません、すいません、ここはニューヨークでした。
待ちましたよ、北風がすごくって体感温度はマイナス二度か三度だったでしょう。30分近くまって入りました。
シーレは一番好きな作家。
一度彼の絵見たさにウィーンまで行ったことがあったけれど、ちょうど滞在した一週間、彼の絵が展示してある美術館が改装していたという哀しい経験がある。
どこが好き?
と問われると、あの色気のある、セクシー線がなんともいえない。
ということかな。
ゴッホの「ひまわり」は「黄色い部屋」に触発されて、彼も同じようなモチーフで描いているけれど、ゴッホのまばゆいばかりの色遣いと違って、どこか退廃的でそれでいてセクシーな感じがなんとも言えなかった。
絵を描きたい、描いている人なら一度は彼のような感じでヌードを描きたくなってしまうけれど、圧倒的なデッサン力に脱帽して打ちのめされておしまいだ。
ゴッホのデッサンもすごかったけれど、シーレの場合は画集とかでさんざん見ているのに、ナマでみたらあなた……
28歳で亡くなったのが悔やまれまする。
しかし、あの選び抜かれた迷いのない線を見よ。
画面で、線がフィットしているんだよなー(と、ちょっと説明難しいことを書いてすいません)。
あたしの絵なんて、迷って迷ってどうしようもない線の集まりだ。
もっともっと描かないとだめだ。
研ぎ澄まされた「線」を描くには、目から右手に直接感覚がいくようにならないと駄目だ。頭を、脳を使ってはだめだーーーー。
基本がなっていないワタシの絵。
描け。
ひたすら描け。
線を見つけろ。
絵を拾え。
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ハーレムって、どう?
http://harlem.exblog.jp/3549393/
2006-02-19T13:59:37+09:00
2006-02-19T13:57:38+09:00
2006-02-19T13:57:38+09:00
liberula
ハーレムってところ
と、先日Xukumaにやってきたお客さんに言われた。
それも驚くことに、その人は黒人男性。
どう、治安は、大丈夫? 安全?
と、言われても、うーん、困ってしまう。
「安全か」と言われると、ダウンタウンやミッドタウンのようには安全じゃないだろう。
でもブルックリンのブラックコミュニティーよりも、サウス・ブロンクスよりかは安全だとは思う。
思うけれど、でもなあ。
ここ最近、ちょっと騒がしいハーレム。
なーんかパトカーとか、消防車ががんがん走ったりしている。
だいたい年に一度は大きな事件(銃による殺人とか、銃撃戦とか)があるかな。先日も近所のドラック売買していた(といわれている)無人アパートが火事になっていたし(朝の6時半からヘリコプターやらパトカーのサイレンが鳴り響いていた。ぼくちゃんに「何があったんだろう?」と訊いたら「おおかた誰かが撃たれたんだろ」とさらりと一言。日常っぽく言わないで欲しかったよー)。
そういえばXukumaのお店の近くのストリートでも夜中の1時半くらいに36発の銃撃戦が何年か前にあったりしたっけ。
でも基本的に東側とか極端に上のほうに行かなかったら事件にはほとんどぶつからない。本当に、たまーに、年に一回あるかないか、そんな感じ。
ぼくちゃんに言わせるとここ最近のハーレムは「すごい静かになった」ってことだから、彼がよく言う『昔(80年代)』はパトカーのサイレンが鳴りやまなかったということなんでしょう。
そんな感じのことをお客さんに言ったら「やっぱり?」みたいな顔をされた。
でもね、やっぱりブラックコミュニティーだったらそういうもんじゃないの? いくらキレイになってきて白人が増えたといってもゲットーな部分って残っているだろうし。あなたも黒人だったらわかることなんじゃないの?
ほら、自分の身は自分で守るっていうの?
なんてあたしは思っていた。
それから彼はどこの駅が一番近いのかとか、スーパーはどこがいいとか訊いてきたから教えてあげた。
*
あたしの悪いクセになってしまっているけれど、身なりのいい黒人を見ると「ゲットー出身でも今は成功者」的感覚になってしまうときが往々にしてある。
でも今は中流の家庭に育って、いわゆる『ゲットー』を知らない黒人だってたくさんいるのだ。
もしかしたら、彼もそういう人だったのかもしれない。
あの人、ご近所さんになるかな?
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セクシーでいて!
http://harlem.exblog.jp/3541037/
2006-02-17T14:43:13+09:00
2006-02-17T14:41:17+09:00
2006-02-17T14:41:17+09:00
liberula
日記
そのときGが「もっとセクシーな格好で仕事して!」と、一言。
えーーーーー、せくしー、ですかあ?
自慢じゃないが、あたしゃ「セクシー」の対極にいる人っすよ。
というか、セクシーなんて言われたこと片手で数えられるくらいの数しか言われたことないんだよ(それも皆ぼくちゃんから。ありがたや)。
日本にいるときは「男らしい」だの「かっこいい」だの、こう、女性に対するほめ言葉とはまったく逆の言葉をたくさん浴びて育っていますからねえ。
まさか今更真っ赤な口紅塗ったり(買わなきゃ)、赤いピンヒールを履いたり(膝曲がってみっともない。買わなきゃ)、へそだしするのもなー(寒いよ)。
って、Gが言っている「セクシー」とはそういう意味ではない。
自分の長所を活かした格好をしなさい、と言っているのだ。
たとえば真っ黒なロングヘアをしていたら、それをより強調するような格好をする。
日本人場慣れしたお尻を持っていたら、それをより強調するような格好をする。
「●●らしいよね」と言われるような格好をしよう。
内側からきらきら輝くようなファッションをしよう。
それが「セクシー」への道なのだ。
確かにGはGらしい個性的ファッションをしている。
お店に新しいモノ(スカーフとか、バッグとか)が入ってくると「これってとってもあたしに似合っていない?」と自画自賛する。でもそれがまた似合っているんだな。
なんというのか自己満足限りないんだけれど、それがまた彼女の個性を作り上げているというのか、他人を認めさせているというのか。
そういえば美大に行っているとき、あたしのファッションは自己満足だった。
自分さえよければ他人にどんな風に見られようが気にしてなかったもん。
今は違った意味で気にしていないけれど(笑)。
「オレがおまえだったら、男にこび売るような格好するのになー。アキツはもったいないことをしているよ」と、年上の男子の友だちによく言われていた。
なーんで男にこび売らなきゃいけないんだよ、と当時思っていたあたし。
今もそう思うけれどさ。
うーん、やっぱり少しは自分をかわいがってあげないとかわいそうかな。
でもさあ、おしゃれするってお金かかるよね〜。
お金気にしなくていいのなら、イーストヴィレッジにあるデットストックの古着屋さん巡りしてがんがんお買い物したいよ。
とりあえず、そうだな。
一年間何もしないで伸びきった、この髪の毛を切ろう。
うふふ。
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Happy Valentine!
http://harlem.exblog.jp/3531351/
2006-02-15T13:27:48+09:00
2006-02-15T13:32:05+09:00
2006-02-15T13:27:48+09:00
liberula
日記
日本と違ってこの日は純粋に「愛」を語る日。
といえば聞こえがいいけれど、まあ、なんつーか、またもやカードとプレゼントが飛び交う日、とも言えますな。
ハーレムの街角にも簡易花屋が出ていて、男性は皆真っ赤なバラを買っておりました。
次は、屋台。
普段ならぜったい見かけないギフトーーお見舞いに果物の詰め合わせを持って行くような安い感じのバスセットとかーーを売っていたり。
そしてハート型の風船を乳母車につけていたり、女子高校生が三つも四つももっていたりと、ちょっとふんわり「赤」で染まっていた。
ニューヨークでの初めてのバレンタインデーは、ゲイの友だちと一緒にいた。
とても寒い日で、二人して男を捜しているのに回りからカップルに見られていた(と思う)。
目の前からやってくるスーツにアタッシュケースを持った男性が真っ赤なバラの花束を抱いていそいそと歩いている姿を見るたびに、なんだか寂しくなったのを覚えている。
「きーっ、あたしだってバラが欲しい!」と叫んだところ、ゲイの友だちが「じゃあ僕が買ってあげましょう。本当はオレだって赤いバラ欲しいけれどさ」と言いながら、白いバラを1本買ってくれた。
赤はー? と訊いたら「赤はオレに決まっているじゃない」と、友だちに言われた。
それから三年ほどした後に、当時付き合っていた人から真っ赤なバラの花束と、カードをもらった。
いいよね〜、アメリカ。と、つくづく思ったよ、その時。
日本のようにチョコ送らなくっていいんだもん。
「お返し」とかもないしさ。
さて、ぼくちゃんとあたしは今年で二度目のバレンタインデー。
去年はゴディバのチョコをあたしが買って二人で食べたけれど、ぼくちゃん、美味しいって言いながらばくばく食べてしまったので今年は辞めた。
なーんもしていません。
代わりに(?)ぼくちゃんからバラをいただきました。
バラでいいんだもん。
安いもんだ。
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その名はシャニー・デイヴィス
http://harlem.exblog.jp/3530446/
2006-02-15T07:54:53+09:00
2006-02-15T07:54:53+09:00
2006-02-15T07:54:53+09:00
liberula
スポーツ
その名はシャニー・デイヴィスくん。
スピードスケーターです。
日本で紹介されたかどうかは知らないけれど、彼、初めての黒人選手(アフリカン・アメリカン)なんですよ!
よろしくねん♪
彼はシカゴ出身。
なのでアナウンサーが「シカゴと言えばマイケル・ジョーダンだねえ」と、どうでもいいようなコメントを出していたけれど、冷静に考えれば「オレもマイケルのようになるぜ!」とバスケに力注いでいてもおかしくないわけだ。
二歳のときからローラースケートを始めて、三歳でかなり上達して敵なし状態になり、周りの勧めもあってか六歳でアイスリンクへと変更とな。
とまあ、ざくっと斜め読みしただけなのですが、ユースでもトップの成績を納めているようですわ。
へーーーーーー。
スピードスケートって確かに「地味」だけど、黒人特有のバネを生かせそうなスポーツじゃないか。いいと思うんだけれど、やっぱり「クールじゃない」の一言でおしまいかなあ。それにこれもすんごくお金かかりそうだしなあ。
あたしが観たのは5000mだったけれど、1000mと1500mのほうが得意ということなので、うーん、今後が楽しみだぞ。
彼のバイオグラフィはコチラから(英語)。
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黒人はオリンピックはキライ?
http://harlem.exblog.jp/3530421/
2006-02-15T07:31:28+09:00
2006-02-15T07:34:12+09:00
2006-02-15T07:31:28+09:00
liberula
スポーツ
スポーツ好きのあたしにはとおおおおっってもやばい。
なんでもかんでも観てしまう。
それなりに観ると面白いんだよね、なんでも。
ので、普段はぼくちゃんに「だらだらテレビなんぞ観るな!」と叱っているのですが、最近ではリモコンの取り合いです(笑)。
いや、こっちって8時頃から12時まで、アメリカ人中心編集で「本日の競技」を放送してくれるんだけれど、またその放送の仕方がいやらしいんだ。
フィギュアは人気だから視聴率が一番取れるんですね。
8時から下位の人たちを流して、トップレベルの人たちは放送が終わる前に流す。でも、その間にもちょこちょこっと挟んだりして、ずっと観ていないと「見そびれる」確率があるんですよ。
間間にはスピードスケートがあったり、ハーフパイプが、これまた細切れに入っていてね、なんでアメリカ人の多くが落ち着かない性格なのかをかいま見た感じ。
ところでぼくちゃんはオリンピックに興味なし。
オープニングはあたしが観たい! とごり押しで観ていたけれど、ぼくちゃんなんてPCで動物の生態とか観ていたし、ちーっとも興味を示さなかった。唯一二人の間で盛り上がったのが、ピーター・ガブリエルが『イマジン』を歌ったときだけかなあ(老けたねえ、彼。当たり前だけどさ)。
多分、ご近所の皆さんも誰が金メダルを取ろうと「だからー?」ってな感じでしょうな。
黒人の選手が出れば違うのにー。と思うんだけれど、黒人と雪って似合わない気がする。
だって世界地図を見ても、暖かい(暑い)赤道付近にはたくさんの肌の色の濃い人たちが住んでいて、北極や南極に近づくにつれて、肌の色合いはだんだんと薄くなって言ってるじゃない。これはもう、遺伝子的問題でしょうか。
もちろんカナダを始め、寒いところにもたくさんの黒人が住んでいるのは知っているけれど、統計的にみて、ということです。
なので、今回入場行進で、オマーン、エチオピアに南アフリカといった国の人たちが参加するのを観て「参加競技は何!?」と非常に気になっているんだけれど、ここはアメリカ。ぜったい放送してくれないだろうな、メダルを取らない限り。
ジャマイカみたいにボブスレーかなあ。
気になる……。
でも実際問題、冬のスポーツってお金がかかりすぎだ。
フィギュアにしても、専用シューズにしないと行けないらしく、ざっと8万円するらしい。それも三ヶ月から四ヶ月で駄目になるらしい。でもって、コーチ代とか、リンクを借りたりとかって、そらーお金持ちな方たちのテリトリーになるよね。もしくは中国のように国揚げてのバックアップがあるとかさ。
その前に「あんなにくねくねした踊りなんてやってられっか」と、マッチョメ〜ン度100%出して否定するだろうなあ。
ハーフパイプとか、出てきてもよさそうなのに。
がんがんHipHopをひっさげてね。
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ありがとう。
http://harlem.exblog.jp/3511398/
2006-02-11T11:45:09+09:00
2006-02-11T11:45:09+09:00
2006-02-11T11:45:09+09:00
liberula
日記
自分のブログがどの地域の人たちがアクセスしてくれているのかが、わかるのです。
登録して一ヶ月経っていないけれど、ちょっと疑問というのか不思議に思ったのでぜひご協力をお願いしたいのですね〜。
こちらが2月10日金曜日現在のマップ。
当たり前だけど、日本からたくさんの人がアクセスしてくださっているのがわかります。
もう、日本地図の原型、とどめていないし(笑)。
アメリカは、というと、やはりニューヨーク。
次に西海岸。
と思っていたら、中部というのか、多分テキサス州上あたりも結構なアクセス数があるのがわかるんですよね。
たとえば西海岸だったらシアトルのすまいるさんが読んでくださっているんだろうな〜とか、お気に入りでおじゃましている人が読んでくださっているんだろうなとか、ある程度想像がついたりするじゃないですか。
でもこうやってみると、結構アメリカ国内のいろいろなところから読まれているみたいなんですよね、地図によると。
でもどちらからかわからない。
ので、お手数じゃなかったら鍵コメントで「うふふ、ここからのぞいていますよ〜ん」と教えていただけないかなと思った次第なんです。
そしてもしブログもしくはHPをお持ちでしたら、ぜひお知らせください。
アメリカって広いからね。
ニューヨークとニューオリンズとメンフィスしか知らないあたしに、他のアメリカをお知らせください(笑)。
アクセス解析つけてりゃわかるのかな??
よろしくざんす。
それからいつもいつもブログを読んでくださってどうもありがとうです。
エキブログを初めて気がつけば一年経っていました。
今年は面白い(?)サプライズがあるといいなー。
ハーレムのことやら他のことをもっと絵を載せながらやっていきたいと思いますので、今後もよろしくお願いいたします。
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マンディンゴ
http://harlem.exblog.jp/3511231/
2006-02-11T10:41:59+09:00
2006-02-11T10:58:12+09:00
2006-02-11T10:41:59+09:00
liberula
ゲイジュツ関係
ということで、一つブラックムービーのご紹介。
*
映画のタイトルは『マンディンゴ』。
ところで突然ですが、映画『風とともに去りぬ』って、好きですか?
うちは母親が大好きで、ビビアン・リー演じるスカーレット・オハラに骨抜きされ状態。
この映画は、その時代にあった話。
つまり『風ととにも去りぬ』が表なら、この話は裏。白人としては(もしくはアメリカとして?)世間に知られたくない奴隷と、その奴隷を扱っている白人家族模様についてのお話。
*
時は1820年代、場所はディープ・サウス、ニューオリンズ。
湿地帯というのも大きく手伝ってか、この地域にはたくさんの『綿の土地:コットン・フィールド』があった。もちろん働いているのは奴隷である黒人で、その黒人たちを扱っているのは白人。
主人公はいわゆる地主である白人家庭の長男。
でも、そんな彼はある意味当時としては「もうちょっと見解が広い」人として描かれている。
もちろん「白人」だから「正妻」は白人がよろしいのだけれども、奴隷である黒人の若い娘たちの「処女」はみーんなもらえちゃう特権を持っている。お妾さんというのか、ぜんぜん違うけれど側室みたいな感じとでもいいましょうか。
ある日、主人公の彼は、いとこのお家であてがわれた黒人の女性に恋に堕ちた。
もちろん彼は彼女とは結婚できないけれど、自分のお家へ向かい入れ、奴隷以上のもてなしをする。
その後日、彼が奴隷市場に行ったときに『マンディンゴ』を手に入れた。
当時は黒人同士で拳闘するのを白人がお金を賭けて見るのがはやっていて(多分、格闘技の大元はここからやってきているのだろう)、そこで勝ち上がった人だ。
そう、ケンカの強い(そして白人の欲求を満たしてくれる)黒人のことを当時は『マンディンゴ』と呼んだようだ。
白人の彼は黒人の彼女と「マンディンゴ」をとても大切にしていた。
彼はとくにマンディンゴがお気に入りで、自分のボディーガードとしていろんなところへと連れて行っていた。
そして彼は、いとこの妹(白人)を、嫁へと向かい入れた。
ところがこの娘が「ヴァージン」ではなかったことから悲劇が始まる。
*
面白いものでそれがアメリカだけでなく世界的見解だったのだろうか、当時の殿方たちの見解としては、「やっぱり妻にするなら処女がよろしい」という、オンナのあたしからしてみればある意味侮辱とも思える考えを21世紀になった今でも持っている日本人男性が多いけれど、当時はそのようだったんですよね。
*
「うちの家族や友だちはこの映画、見れないよ」と、ぼくちゃん。
「あまりにもリアルでハードだから」とのことらしい。
そういえば、10年前に現代美術家韓国人と一緒に仕事していて、作品の関係上、日本と韓国の歴史を触れることになって、韓国が製作した韓国の天皇制を時の日本軍が破壊したというドキュメンタリーを元にしたドラマを見せられた。
「アキツ、どう思う? 日本人としてどうだよ」
と、普段は日本人だとか韓国人だとか関係なく仕事をしていたのに、彼女から問われたとき、あたしは何も返す言葉がなかった。
習ってこなかったこととはいえ、あまりにもハードな(そしてヘヴィな)内容だったからだ。
それと同じように(もしくは同列にしてはいけないのだろうけれど)、アメリカに連れてこられたアフリカ人が奴隷にされたのは周知の事実。そして彼らが受けてきた屈辱的行為も。
*
「お前は黒人じゃないから、俺たちのことなんてわかりゃしない」
「俺たちは奴隷だったんだからな!」
あたしは今までにぼくちゃんを含めて何人かの黒人から言われたことがある。
いつまでもそんなこと言ってないでよ。今は21世紀だよ、奴隷だったのはアンタじゃないでしょ? と言いたくなることが多いけれど、この映画を観ると「うーむ」となってしまう。
彼らが未だにそういうのは仕方がないことなのかな、と。
でも、この映画に出て来てる人たちは「奴隷だけれども、人間としての誇りは忘れないように」といったような孤高感が感じ取れるのは、所詮は映画、作られた物語の中だから?
そしてあたしは初めてブルースってすごい音楽なんだな、と思った。
鳥肌が立った瞬間だった。
ブルースの巨匠、マディ・ウォーターズの旋律が哀しいほどマッチング。
彼の音楽が骨身に沁みる映画になっている。
*
ディープな内容で、見終わった後はどこかへ放り投げだされた感じで落ち着かないけれど、とてもいい映画。
奴隷になってしまった黒人だって立場によって苦悩、当たり前だけど人格があって、そして支配者である白人にも人格がある。別に「黒人だから」「白人だから」という枠組みに当てはめられないドラマがあるけれど、でも、やはりそういった時代背景がこの映画をよりいいものにしているのだろう。
歴史って、やっぱり偉大、なんだよね。
日本語訳が出ているかは不明だけど(多分、マイナーなのでないだろうけれど)、黒人の歴史などに興味があるなら(いや、なくとも)ぜひ観て欲しい作品です。
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