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2005年 08月 11日
「色白七難隠す」じゃないけれど、日本では「色白」がいいとされているよね。
なんてたって「美白」すんごい流行っているようだし。 世界的にも「白い(ライト)」な方が「よい(正しい)」といった傾向もあるし。 じゃああたしは? というと、まーたく気にしてません(笑)。つーか、 夏だったら、肌に色つけにゃーねー、 と紫外線も染みもそばかすも知りません状態。 そんなあたしをみて「黒人のぼくちゃん」はどう思っているのだろう。 そして、やはり「黒人の彼氏」をお持ちの日本人女子は、彼から「肌をもっとダークに!」といった使命がおりているのだろうか? あたしは小さいときからどちらかというと「焼けにくい肌タイプ」だったから(赤くなっちゃうほう)、さくさく焼ける友だちが密かにうらやましかった。でも友だちは「すぐ焼けてイヤ」って言っていたけれど。 だって、夏に肌が焼けているって健康な感じじゃない。 松田聖子が「小麦色のマーメイド」ってうたっているくらいだしさ(笑)。お〜い、いつの話だよ〜。 それでもカリブの島から中南米と、なるべく「冬」を避けて移動していた成果が出てきたのか、肌も短時間で焼けるようになってきました。なので、この夏も「自転車ツアー」も手伝ってか、日に日にこんがりと焼けていった次第(お店の人からは「焦げている」と言われていますがね)。 ぼくちゃんですが、あたしの肌がこんがり焼けていくのがうれしかったようです。 ニヤニヤしていました。最近は焼けてないので「ちょっと薄くなってきたね」とも言われ……。 そう言えば上の階に住んでいるGおばーちゃんと、7月末に久しぶりにあったとき「あら、アキツ、ちょっと焼けたんじゃない??」と言われ、腕の色具合を調べたら…… あたしの方がダーク、でした。 あれー、思ったよりもライト・スキンだったんだね。 GWの時も自転車ツアーが忙しく、密かに肌が焼けた。 ボランティア先の生徒から「アキツ先生、あたしよりも肌がダークだ!」と、何人もの女生徒たちから言われたっけ。 ヘンな話、だんだん仲良くなってくると「肌の色」ってあまり気にしなくなってくる。 「彼はアフリカン・アメリカン」「彼女はラティーノ」とか、肌の色よりも彼らのバックグランドで個人を記憶するというのかな。絵を描きだしてからは、顔の骨格で人を認識したり(笑)。 そりゃダーク・チョコレート並に「黒い」人たちだっているけれど、個人的に肌の色を気にしてないような気がする。 誰がどのくらいの肌の色だったか、と言われると「うーん」とうなっちゃう生徒のほうが多いような気がするんだ。どちらかというと「ドラマ・クイーンだった」とか「いつも寝ていた」とか、そういった方に注意が行っていて、肌の色は関係なかったとでもいいましょうかね。 なんていいながら、上の階に住んでいるGと肌の色の比べっこして思ったより「ライト・スキン」だったのには驚いた。意外と「黒人=肌の色がめっちゃ黒い」って知らない先入観が刷り込まれているのかな、と。 それにしても肌の色の話って、本当にデリケート。 日本人のあたしたちだって、先に書いたようなことが言われているくらいなんだから、肌が黒いというだけで差別されてきている彼らにとっては、あたしたちには想像もできないほどの複雑な問題が潜んでいるんだろう。 * 「いいわね、いいわよ。黒いほうが素敵よ」 と、Gは、あたしの焼けた肌をみながら、うれしそうに言った。 人気blogランキングへ クリック、ありがとうでつ。
by liberula
| 2005-08-11 15:20
| ハーレムってところ
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